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小山市立乙女小 食と農の大切さ学ぶ

 小山市乙女の小山市立乙女小学校で毎年恒例の田植えが行われ、5年生57人と保護者、地域のボランティアが汗を流しました。


 田植えは「総合的な学習の時間」を使った食育活動の一環で、今年で33回目となります。NOSAIとちぎ(栃木県農業共済組合)県南支所管内の総代・岡安玩功さんの圃場5aを借り、子供たちが苗の定植から収穫と脱穀、藁を利用したしめ縄作りまでを行います。 

参加した風間明莉さんは「田んぼは思っていたより深さがあり、軟らかかったです。通学路にあり毎日見るので愛着が湧きます。収穫が楽しみです」と笑顔で話します。


 岡安さんは「今は機械化が進み、農家でも手植えをする機会は少ないです。先人達の苦労と努力があっておいしいお米が食べられる事を学んでほしい」と話します。


岡安さんは他にも同小学校でサツマイモの苗植えやミニトマトなどの鉢植え、ジャガイモの苗植えなどを指導し、子供たちは6年間で食と農の大切さを学ぶといいます。


 菊池久美子校長は「稲作の難しさ、農業の素晴らしさ、先人の知恵や地域の方への感謝の心を学んでくれたと思います。これからも続けていきたいですね」と話します。

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