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古代米 神社に奉納

 鹿沼市上殿の石川政雄さん(80)は水稲13haの他、古代米13aを栽培しています。古代米は出荷をせず、日光二荒山神社への奉納や餅つきイベントなどで使用します。


 古代米を餅として同神社に奉納するため、20年ほど前に小山市の古代米栽培農家から苗を譲り受け栽培を始めた石川さん。「誰もやってないことをするのは楽しいね」と笑顔で話します。現在、自宅前にある圃場での刈取りイベントや餅つきなども行います。

 石川さんは5月20日ごろ田植えをし、11月の初旬に収穫します。主食用米と比べ栽培方法に違いはなく、10a当たり収量は420kgほどです。


病気に弱いが株が太くなるため倒伏には強いといいます。「普通のもち米から作る餅と違って、柔らかく滑らかな餅になります。時間が経っても軟らかいからおいしい」と石川さんは話します。 


 もみが黒く目立つため、写真撮影や生け花に使いたいという人もいたといいます。石川さんは「イベントを開催することが好きだからこれからも栽培は続けていきたいですね」と話します。

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