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ドローン除草剤散布 豆つぶ剤の利用や自動航行で省力化


「コシヒカリ」や「あさひの夢」、「とちぎの星」、「五百万石」など水稲11haのほか、二条大麦60aなどを栽培する小山市生駒の毛塚博行さんは、小型無人機(ドローン)で除草剤散布に取り組みます。


 2020年12月末に講習を受講し、資格を取得しました。ドローン導入のきっかけは補助事業の存在や未整備地区の整備で管理農地が増えたこと。土地整備は市の助言を受け、下河原田・生駒整備委員会を立ち上げて行いました。7.2haの農地となり、そのうち3.7haを毛塚さんが耕作をしています。


 5月からドローンの除草剤散布を実施。除草剤は1kg粒剤と「豆つぶ剤」を使い分ける。豆つぶ剤は粒剤よりも粒が一回り大きく、散布すると均一に拡散。10a当たり250gをまきます。


 ドローンの操縦では半自動と全自動を活用し、効率よく作業に取り組みます。現在は4月にドローン講習を受講した息子と防除を行っています。今後は依頼などから追肥の散布を行う予定。


 自動化や機械化を積極的に取り入れて労力軽減に取り組む毛塚さん。「元々機械いじりが好きで、興味や関心が強いです。維持・管理は大変ですが、さまざまな活用を模索し挑戦していきたいです」と意気込みます。

「操縦を楽しみつつ、操行技術の向上に努めています」と毛塚さん


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