さくら市穂積の旧穂積小学校跡地でこのほど、「ほづみ松の祭典2017」が開催され、地元来場者を中心に盛況を見せました。
今回で開催４回目の同イベントは、樹齢約170年で栃木名木百選にも選ばれている「穂積小学校記念の松」や、そこで行われる日本舞踊や和太鼓、飲食ブースなどが目玉です。
ほづみ松の祭典実行委員会の田中耕一委員長は「さくら市を盛り上げたいとの思いから、2010年に閉校した小学校の活用方法を模索していました。校舎を利用している杉インテリア木工館と連携して、イベントの開催に至りました」と説明します。
当日は市内の家族連れの来場が多く、地粉を使用したそばや石窯で焼いたピザなど味わいました。この他、校舎屋上から餅をまく「まき餅」や、木にロープを掛けて登る「ツリークライミング」なども行われました。
田中委員長は、「イベントやこの松が、さくら市の新しい観光の目玉となってくれれば」と期待します。