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イチゴ GAP取得へ

 那珂川町浄法寺でイチゴ33a、水稲「コシヒカリ」1.2haを栽培する佐原賢治さん(31)は、県農業大学校を卒業後に就農。2年前に父から経営を移譲され、イチゴ「とちおとめ」と「スカイベリー」、「なつおとめ」を作付し、JAなす南や町内飲食店などに出荷しています。

なつおとめを収穫する佐原さん

 中でもなつおとめは夏から秋にかけて収穫できる品種。佐原さんは「作り始めて3年になります。他の2品種と収穫時期が重ならないため、年間を通してイチゴの収穫が可能になりました」と話します。

 佐原さんが所属するJAのいちご部会では、現在、部会員29人に向けてGAP(農業生産工程管理)の取得を推奨しています。GAPとは食品の安全や環境保全、労働安全等を継続して確保するための生産工程管理のこと。佐原さんは取得に向けて、さらなる品質の向上を目指しています。

 「経営を引き継いだことで、GAP取得も含め仕事に対する責任感がより強くなりました。経営の難しさも感じていますが、やりがいがある仕事です。新品種などが出たら積極的に取り入れていきたいです」と話しています。

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