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自家製堆肥で好物のアスパラ

 肥育牛320頭を飼育し、水稲4.2haを作付する栃木市樋ノ口町の早乙女ファーム代表・早乙女恵子さんは、ハウス8棟13aで春夏アスパラガスを栽培をしています。「自家製堆肥利用のため、元々好きだったアスパラを導入しました。更なる品質の向上が目標です」と意欲を燃やします。

 2016年にアスパラの栽培をスタートしました。品種は県内で多く栽培されている「ウェルカム」。土づくりのため、土を50cm掘り、良質な堆肥を投入します。


 「作業の大半を占める除草は全て手作業ですが、これもおいしいアスパラのためです」とほほ笑む早乙女さん。


昨年の日照不足による本年産の収量減少が心配されるといいます。


 県下都賀農業振興事務所経営普及部野菜課の三井俊宏副主幹(46)は「根に光合成産物をどれだけ蓄えられるかで現在、そして翌年の収穫量が左右されます。そのため病害虫防除や除草は重要なポイントです」と話します。


 アスパラはとちぎ農産物直売所「よっとこれ」や地元スーパーなどに並びます。


「お客様から『おいしかったです』と言われることが何よりの励みですね」と早乙女さんは笑顔で話します。

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