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田んぼアート制作 農業・観光・地域の活性化に

 「今年のテーマは、『増えるといいね!』」。こう話すのは那須塩原市一区町の中野登喜男さん(72)です。同市西遅沢と関谷の圃場で田んぼアートを制作しています。

 10年前に農業を始めたことがきっかけで、農業と観光、地域の活性化のために毎年制作し、公開しています。西遅沢会場は、圃場約15aに、栃木県のマスコットキャラクター「とちまるくん」と、とり年にちなんで鶏とヒヨコたちを描きました。

「近年は少子化が続いているので、少しでも子供が増えたらいいね」と中野さんは話します。


 品種は栃木県オリジナルの「なすひかり」を中心に、古代米や観賞用米「ゆきあそび」などを10種使用しました。


隣接する圃場では、JAなすののキャラクター「なっちゃん」と「美なす」が描かれています。収穫は9月下旬を予定し、収穫後の米は会場で販売します。


「今年は4,000人が来場しました。来年も多くの方に感動してもらえるような作品を作りたい」と中野さんは笑顔で話します。


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