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トルコギキョウ LEDで低コスト実現へ

 足利市島田町の今泉孝夫さんは、トルコギキョウをハウス2棟47aで栽培しています。

「市の特産となるように」と話す今泉さん

 今泉さんは非農家出身で、2011年にトルコギキョウの栽培を始めました。きっかけは、同じ消防団で活動する上渋垂町の室田園芸・室田憲一さんの存在です。「消防団の会合で使う飲食店の店主に、そっと花束を渡していたりするんです。『かっこいいな』とうらやましくて」と当時を振り返ります。

 2人はJA足利花き部会「トルコギキョウ勉強会」の会員です。14人中13人が他業種から農業に参入した人です。今泉さんは「会の『情報とノウハウを共有し、みんなで組織力を高めていこう、品質と技術の底上げをしていこう』という姿勢に共感しました」と話します。

 今泉さんは現在約20品種を栽培しています。土の含水量に注意しながら、夜温を下げるために発光ダイオード(LED)の遠赤外線電照を導入し、低コスト化に取り組みます。この他、花育として足利市のショッピングモール「アピタ足利店」で開くフラワーアレンジメント教室の講師を務めます。

 「足利市といえばトルコギキョウと言われるように、日本一の産地化を目指していきます」と話しています。

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