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JA青年組織の発表大会で優秀賞受賞 農家の枠に縛られない活動を


 昨年12月、2018年度JA青年部幹部研修会が神奈川県民ホール(横浜市)にて開かれ、JA青年組織活動実績発表大会で県代表の鈴木悠さん(32歳、那須烏山市)が優秀賞を受賞しました。


 発表テーマは「盟友(青年部員)の声を、組織の声に」。悠さんは両親とともに水稲「コシヒカリ」など4.6ha、飼料用米1ha、ナシ2.1haを栽培しています。所属するJAなす南青年部では、活動の停滞で、部員の参加率が減少する問題を抱えていたといいます。

ナシの誘引作業に汗を流す悠さん

 「農家の枠にとらわれないことを」という部員の声をきっかけに、2016年から2017年にかけて計3回、講師・参加者などが全員男性の「男の料理教室」を開催しました。


地元のそば祭りのアンケートで「地域に密着した活動をしてほしい」という意見を知り、消費者と直接触れ合いたいという思いから那珂川グリーンヒルのもくもく亭(那珂川町)を借りて「七夕まつり」を開きました。


 活動の結果、多くの部員が協力してくれるようになり、地域の方々との交流がスムーズに図れるようになったといいます。


 「県の代表として恥ずかしくないよう頑張りました」と話す悠さん。「青年部に加入してから横のつながりができました。それを生かし、今後も農家の枠にとらわれない活動を目指していきたいですね」と意気込みます。

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