家庭の生ごみでボカシ肥料作り

 さくら市の女性団体「さくら市ごみ問題を考える会」が作るボカシが好評です。


 ボカシとは、米ぬかや油かすなどを砂状にしたもので、会では家庭から出る生ごみと混ぜて発酵させ、ボカシ肥料(ボカシ和え)として利用します。


有機肥料は土壌中の微生物が肥料を分解するため効果が表れるまでに時間がかかりますが、ボカシ肥料は既に発酵させてあり即効性がある点が特徴です。

 会のボカシは、米ぬか、油かす、焼成骨粉、燻炭と好気性・嫌気性の微生物を複合培養したEM1号、糖蜜、井戸水を撹拌して作ります。市内105人の会員が家庭に持ち帰り、密閉バケツ内で生ごみと共に発酵させ、畑や花壇にまくなどして利用しています。


 密閉バケツからは液肥が抽出され、作物の成長促進材としても有用です。会の活動で、市では年間約40tの生ごみが削減されています。

 横田昭子会長はボカシによる効果を「畑でキュウリを作付しているが、今までは年3回植え替えが必要でした。今は1回植えればずっと収穫できます。土がフカフカに肥え、効果が実感できます」と話します。


 会員の上田伯子さんは、「雑草の抑制にも効果的。従来は鎌で力を入れないと刈れなかった雑草が、手でスッと抜けます」と話します。

 市からの助成があるため販売はできませんが、毎年秋に開催される市の祭り「ゆめ!さくら博」で市民にも配布しています。祭りでの配布がきっかけで入会した津浦景子さんは、「月に1度の活動で、会員と親交を深めながらごみ問題を考える良い機会となっています」と話していました。

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