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4月に直売所開設 観光地を結び地域交流の場に


「地の利を生かしたい」と日野さん

 「1番は大切な地元の地域おこしのためです」と話す佐野市長谷場町の日野光明さん。4月17日に開設された直売所「ベジタブ野上の里」の発起人です。


 2年前から構想していましたが、2021年2月に日野さんと土地所有者で「南山焼」を制作する浦東九安さんらが準備を開始しました。集まった仲間5人と協力し、材料を持ち寄り、店舗を作り上げました。


 土日曜日の午前9時30分~午後3時まで営業します。地区の生産者に声をかけ、現在の会員は15人。季節の山菜や野菜、米、加工品など少数多品目が並ぶほか、写真や工芸品など会員の作品が飾られています。夏のお薦めは取りたてトウモロコシ。


 隣接したテントでは借りている蓬莱窯の焼き物「南山焼」の販売や体験があります。


 「地元・野上の山奥に湧水があるから、おいしい作物が作れます」と日野さん。「近隣の県からも買いに来きます。野上地区の観光地を結ぶ場所にしたいです。地域コミュニティーの場として活躍できれば」と話し、「コロナの影響で休業していた近隣の店も再開します。今後は観光地の連携と広報活動に力を加え、地域を盛り上げたい」と笑顔で話します。



一から手作りした直売所




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