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馬頭高校で巨大キャベツ収穫

那珂川町馬頭の県立馬頭高等学校普通科3年生6人が6月26日、選択科目授業「農業と環境」で超大球キャベツを収穫しました。

 「農業と環境」は2019年度から始まり、教材にはロメインレタスやコールラビといった西洋野菜など普段見る機会が少ない珍しい野菜を用います。


 今回取り組んだ超大球キャベツは、日本で最大の札幌大球を系統にもつ品種。校内の畑3aに2月下旬頃に播種し、4月上旬頃に定植しました。

 アオムシ対策と梅雨時期に発生する軟腐病に気を配り、一般的なキャベツも同時に育てて重量と球径を測定し比較しました。今回収穫した中で最大は6kg・37cm。4kg代がほとんどのため珍しいといいます。


 授業を受けた髙野晟那さん(17)は「家に畑があるためこの授業を受けようと思いました。巨大キャベツは大きくずっしりとしておいしそう。いい体験になりました」と話します。

佐藤圭祐さん(17)は「もともと野菜嫌いを克服するために授業を選択しました。自分で収穫した野菜はおいしい。食べないのは申し訳ないと思い、ありがたみを感じるようになりました。今回収穫した巨大キャベツは野菜炒めで食べたいです。」と話します。

 平石厚夫非常勤講師(63)は、「体験を通して農業に関心を持ってくれることが嬉しいです。ゆくゆくは町の特産化を目指し、地域の活性化に努めたい。今後は秋作キャベツの栽培も行い、春作と秋作の違いを比較する予定です」と意気込みます。

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