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農と食の体験物語 里山ガールズ

 益子町の農家女性たちで構成される農産物加工グループ「里山ガールズ」の料理教室が好評です。


メンバーは50~80代の女性10人。それぞれ加工場を持ち、直売所に自家製まんじゅうやこんにゃく、山菜おこわなどを出荷していましたが、2016年の道の駅ましこのオープンに合わせ、道の駅に拠点を移しました。

 道の駅からの要請で「農と食の体験物語」を年3回実施しています。


このほど、2回目となる「獣害(イノシシ)の現地講習と、ジビエ料理体験(里山イノちゃん御膳)」を開きました。宇都宮市や茨城県筑西市からの参加者10人が地元猟師によるわなの講習を現地で受講しました。その後、実際にイノシシの煮込みハンバーグとイノシシ汁を作って食べるといいます。


 町農業委員でもあるリーダーの薗部典子さん(66)は、「町では獣害が急増傾向にあり、水稲や野菜の被害は相当なものです。イノシシを食用に加工し、ジビエ(野生鳥獣肉)利用の拡大に繋げられれば」と、食のアプローチからによる獣害対策を強調します。

 夫が猟師でイノシシ料理の経験も多くあるメンバーは、「イノシシ肉は硬い、臭いといわれますが、それは料理の仕方でどうとでもなります。道の駅でイノシシ肉の販売も始めましたので、ぜひ買ってみてください」と話します。


 来年3月17日には草餅作り体験を開く予定です。

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