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米の「3aオーナー制」自作除草機での作業が条件


 茂木町小深で農薬を使わず「とちぎの星」10aを栽培する中野英樹さんは、自身が開発した「中野式除草機」の使用を条件にした米の「3aオーナー制」を手掛けています。


 除草機は板の底に張ったピアノ線で水田の泥をこすり、雑草を根から浮かせて除草する仕組み。2012年に特許を取得しました。中野さんは「使用方法を間違うと正しい効果が得られないため、使用者に合わせて調節し、レクチャーの上、販売しています」と話します。


 2017年には、首都圏を中心とした農薬不使用の栽培に挑戦したい人と近隣の農家をマッチングさせ、中野式除草機を使って除草してもらうオーナー制度を開始しました。オーナーには最低2回は除草してもらい、施肥や水管理は農家が行います。


 3aで150kgを保証。農家はJA販売時の約2倍の値段で販売でき、オーナーは農薬使わずに栽培した一般的な米の半値で買うことができる仕組みです。


 オーナー制の圃場は現在約1haあり、会員制交流サイト(SNS)で生育状況などを知らせています。中野さんは「神奈川県や兵庫県でも同様の制度を始めています」と熱意を込めます。

中野式除草機で作業するオーナーたち。オーナーは現在30人以上