端境期の出荷が強み 喜連川温泉なす

 さくら市喜連川の農事組合法人喜連川温泉熱園芸組合(村上研一組合長)では、温泉の熱資源を活用し、市のブランド品でもある「喜連川温泉なす」を栽培しています。

 組合のハウス群は農林水産省の施設野菜省エネルギーモデル団地として設置されました。平均28℃の温泉を地中650mからくみ上げ、グリーンソーラーによる熱交換機を通し温風に変換します。


暖房費は通常の重油ボイラーの約1/7以下で、外気温が氷点下になる厳寒期でもハウス内は12℃前後に保たれています。


 現在の組合員は6人。総栽培面積は約2haで、生産量は年間約200t。4割ほどが首都圏に、残りが県内に出荷されます。「道の駅きつれがわ」では「温泉なすのマーボーまん」に加工され販売されています。

 露地栽培の夏秋ナスは通常7月~9月が出荷のピークですが、喜連川温泉なすは9月下旬から翌6月上旬と、市場にナスが少ない時期に出荷できるのも強みです。


 村上組合長は連棟ハウス約30aで「とげなし輝楽(きらく)」を2,000本ほど栽培。味の特徴として「温泉の熱で栽培するため皮が柔らかく灰汁も少ない。ナスが苦手な人でも食べやすいので、多くの方に食べて頂きたいです」と話します。

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