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栃木県農家にコロナの影響をアンケート 低い単価と販売方法が課題


 作新学院大学の加藤孝宏講師は、新型コロナウイルス感染症が農家にどのような影響をもたらしたのかを調査するため、県内約50戸の農家にアンケートを実施。年内に論文を完成させ、学会で発表する予定です。


 アンケート調査にはNOSAIとちぎが協力。県内の収入保険加入者約30人に対するアンケート用紙の配布・回収を担当しました。


 論文執筆は、緊急事態宣言で直売などが困難になり、農産物の廃棄処分が増えているのではないかと考えたためだが、大規模農家の回答が多く、新型コロナの影響は予想より少なかったといいます。

加藤講師は「予想とは異なる結果でしたが、逆に以前から問題視していた販売単価の低さや、販売方法についての問題が浮き彫りになりました」と指摘します。


 加藤講師は約20年前から、父がナシを栽培する「加藤梨園」(芳賀町芳志戸)の経営に携わります。「経営を任された20年以上前にホームページ(HP)を立ち上げ、オンライン販売のスタイルを確立しました」と話します。


 顧客のニーズに沿った11品種に増やし、オンラインショップでナシを販売。今年も新型コロナの影響はなく完売だといいます。


 加藤講師は「販売方法や売り方を工夫すれば、赤字農業も黒字に変えることができます。ITを活用した農業、顧客のニーズを考えた経営が必要になってきます」と話し、今後は「実情に即した農業経営に役立つ論文を発表したいです」と熱意を見せます。

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