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新波地区をブランド名に 400年続く農家に誇り

 栃木市藤岡町新波地区の田中潔さんは、同地区名をブランド名にした有機栽培米「NIPPA米」や日本酒「新波」を販売。農家の伝統を受け継ぎ、環境と人に優しく、風土を生かした美味しい米作りに取り組みます。

「新波地区の活性化につながれば」と話す田中さん

 同地区は、巴波川、与良川、思川が合流する米作りに適した肥沃な土地。田中さんの実家は400年続く農家で、就農する前は東京でカメラマンをしていましたが、2010年に就農しました。


 田中さんは「父が作っていると思っていた米が他の人に作ってもらっていることを知り、ショックでした。このままだと400年受け継がれてきた伝統が失われてしまうと思い、米作りをやろうと決心しました」と話します。


 2021年は水稲11haを作付け。そのうち33haで有機JAS認証を取得し、NIPPA米として販売する。同地区の肥沃な土地を生かすため、米ぬかや酒かす、おからを有機肥料として使用。細かく砕いた大谷石をまくことで保肥力を上げて稲を強くするなど工夫しています。


 2018年には有機栽培の「山田錦」で醸造した新波の販売を開始。米と水だけで製造する純米酒で、圧力をかけない袋吊りという搾り方を行うことで、より米の味が分かるため、その年の米によって味の変化が楽しめるといいます。


田中さんは「水稲の栽培面積を増やして、NIPPA米を大きなブランドに育てていき、地域の活性化をさせていきたいです」と抱負を話します。


有機栽培のNIPPA米
有機栽培米で作った日本酒「新波」




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