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地区同士の絆支え景観維持


 「景色は地域の宝物。地域の人々の積極的な協力からさまざまな活動ができます」と話すのは、那須烏山市の荒川南部土地改良区の久郷浩理事長。同土地改良区は高瀬と大里、森田、小塙の4地区の圃場整備や農業用施設の維持管理、景観・生態系保全などを行います。

「作業時はヘルメットとジャンパーがトレードマーク」と久郷理事長(左)と平野事務局長(右)

 2001年の設立以降、自然環境の保全に配慮した圃場整備で農地の汎用化と農作業の効率化を図り、担い手育成や農地集積を推進するために取り組んできました。2009年には農事組合法人ファームあらなん(現在、水稲20haと大豆1.5ha、サトイモ50a)が設立されるなど地域営農の活性化に貢献しています。






 地域の景観保全のため、荒川南部地域保全会を主とした地域組織と共にヒマワリやヒガンバナ、シャクナゲなどの播種・植栽や猿久保田んぼ公園の管理などに取り組みます。特にJR烏山線沿いの景色は撮影スポットとして人気だといいます。


 市からの委託業務では都市と農村の交流イベントを開催。市は東京都豊島区と防災協定を結んでいることから、同区の小学生たちと交流会を開きます。トウモロコシやジャガイモの収穫体験、川遊び、カブトムシ採集などを行います。「住む環境が異なる子どもたちが目を輝かせて自然を堪能している様子は、活動意欲につながります」と久郷理事長はほほ笑みます。


 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各種イベントの中止が続く中、ヒガンバナとヒマワリが同時開花する播種作業や、地域の交差点に「ほたるの里猿久保田んぼ公園」をPRするのぼり旗の設置など新たな活動が増えました。

猿久保田んぼ公園のため池。自然を生かした管理に取り組みます

 「地区の垣根を越えた人々の協力が大きいです」と平野育男事務局長。農業用施設の維持管理では、労働力の確保や機材の借り上げができ、費用の削減と資源の有効活用につながったといいます。久郷理事長は「ホームページなど情報発信にも力を入れ、地元の魅力を広めたいです」と意欲を見せます。 




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