マイタケ施設で山の尾根を再現

 高根沢町花岡の有限会社那須バイオファーム(村上碩代表取締役)は安全・安心を第一に、独自開発したマイタケを自然に近い環境下で農薬を使わずに栽培します。このマイタケは「栃の木まいたけ」として宮内庁にも献上されるほどです。

同社・村上和子専務取締役は「『栃の木まいたけ』を主力に、自社商品は味、香り、食感どれをとっても自慢の一品です。多くの方に味わってほしいですね」と力強く話します。


 1992年に創業した同社は、マイタケが自生する山の尾根の環境を再現する施設を建設し、周年栽培・出荷を実現しました。


 同社は独自交配して開発したマイタケの菌を培養します。「弊社の栃の木まいたけはオンリーワンの品種です」と村上専務はほほ笑みます。


菌床に使用するのは、山形県産のクヌギとナラ、ブナの木を砕いておが粉にしたものです。それを特注の菌床袋に詰め、加圧殺菌装置を使い120℃の蒸気で完全に殺菌します。


 山の尾根に育つ木の葉下の環境を再現したという培養室では、菌床にまいたマイタケ菌の培養を促します。その後、尾根の霧なども再現した湿度90~92%ほどの発生室に移し、栽培します。

 マイタケ栽培後の菌床は再発酵させて飼料化。大学や畜産試験場に運ばれ再利用されるなど、同社は環境への配慮にも余念がありません。


 同社の商品は「栃の木まいたけ」のほか、「栃の木ひらたけ」「本生黒きくらげ」があり、炊いたご飯に混ぜるだけの「まい丼」、まいたけの佃煮「森の貝柱」などの加工品も販売します。


商品は県内のスーパー、同町や近隣の農産物直売所などで販売されるほか、ホテルやレストラン、学校給食でも使用されています。

 「本生きくらげわさびあえ」は、6次産業化総合化事業計画で同町第1号の認定を受けています。


 村上専務は「インターネットの販売もしており、北海道から沖縄までお客さまがいます。ぜひ一度お試しください」と話します。



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