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プロペラボートで水稲除草剤を散布

 高根沢町大谷の黒内智治さん(41)=水稲16ha、麦12ha、牧草6ha、トウモロコシ5ha、乳牛80頭=は、昨年から株式会社ワイズファクトリー(千葉県印西市)製の農薬散布用プロペラボート「Y‘sBOAT(ワイズボート)」で水稲除草剤を施用し、労力軽減に努めています。

 同機について「操作はとても簡単ですし、土手を歩いて農薬を散布しなくていいから、次の日は体が楽だよね」と話します。圃場間の移動や液剤をタンクに入れる時間を含めても、16haを約1日半で散布可能だといいます。


 同機の重量は13kg、液剤最大積載量10Lで水深5~6cmでも防除できます。横向きにして軽トラックの荷台に積み込めるのも魅力の一つです。同社の林義浩代表取締役は「ジャイロ搭載で直進安定性に優れています。農家の方はもちろん、若い世代にもワイズボートを知ってもらい、農業に興味を持ってほしいですね」と話します。

 

 黒内さんは「強風の日でも問題なく操作できましたし、水深をあまり気にしなくていいのはありがたいです。当分は手放せないですね」と話しています。

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