コンニャク在来種を作付け 過去にとらわれず創意工夫

 鹿沼市下粕尾の鹿沼市粕尾さと山振興会(太田勝晴代表=64歳、水稲45a)は全国でも珍しい在来種のコンニャクを栽培しています。

 在来種は全国でも生産割合は1%程度で、「あかぎおおだま」や「みやままさり」などの品種改良されたものに比べ、肥大率や収量が低く、病害虫にも弱いです。一般的な粉末から生成するこんにゃくとは違い、「手ずり」により粘り気の強さが生まれ、質の良いこんにゃくができるのが特徴。


 コンニャクは過湿にも乾燥にも弱く、冬の貯蔵期間も貯蔵庫の温度が0℃以下にならないようにしたり、あえて秋に収穫せずに土を多く盛り、土の中で冬を乗り越えさせたりと、振興会では過去の栽培法にとらわれず試行錯誤を続けます。

 「コンニャク栽培の先輩たちから見ると、怒られるかもしれないよね」と太田代表。低農薬でも良質のものを収穫できたことで手応えも感じています。


 「将来的に若い種芋は観葉植物として、それが大きくなったら植え付けをして、家庭でもコンニャクの栽培ができるようになるといいですね」と太田代表は話します。

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