イチゴ 褐変防止へ細心の水管理

 矢板市山田の関光博さん(37)は、2011年に就農し、現在ハウス9棟でイチゴの「とちおとめ」25aと「スカイベリー」2aを作付けしています。


 県農業大学校が社会人などに向けて行う、とちぎ農業未来塾で営農知識や栽培技術を学習しました。さらに、親戚や地域の先輩から実地講習を受け、ノウハウを蓄積していきました。


 元肥には窒素を控えめに施用しました。葉やヘタの褐変を防止するため、水の管理には特に気を使います。防除には天敵農法としてダニにスパイカルEXとスパイデックスを放飼しています。

 関さんは2013年11月の豪雪時にハウスが全壊しました。当時、園芸施設共済に加入していなかったため、営農継続が危ぶまれる事態となりました。国の経営体支援育成事業で持ち直しましたが、「ハウスが無くなったらどうなるか、重く見ていない気持ちがありました。今は万一のために、園芸施設共済に加入しています」と話します。 


 挑戦したいイチゴ品種は、2018年11月に品種登録されたばかりの「栃木i37号」。収穫が10月ごろから可能で、とちおとめより1カ月ほど早く、大果で選別しやすいことが特徴です。


関さんのイチゴはJA出荷の他、ふるさと納税返礼品や道の駅やいた(矢板市)でも手に入ります。「庭先販売などで聞く消費者の声を大事にしていきたいです」と話します。

栃木県農業共済組合(NOSAIとちぎ)

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