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もち麦「ダイシモチ」の販路開拓へ

 佐野市高橋町で麦8haを作付する金井猛弘さんは、昨年内2haにもち麦「ダイシモチ」を播種し、このほど刈取りを済ませました。

 ダイシモチは現農研機構・西日本農業研究センターが開発したもち性の強い裸大麦で、精白米の約30倍の食物繊維が含まれ、健康志向の女性に人気が高いといいます。栽培には温暖で降雪の少ない気候が適しており、県内では初の大規模栽培となります。


 金井さんは会員4人で「もち麦研究会」を組織し、農研機構から種子を購入。播種は10月中が望ましく、刈り取りは6月上旬だといいます。

 金井さんは「今回、播種が11月にずれこみどうなるかと思ったが、幸い問題なく収穫できました。次からはコンバインの清掃を省力化するため、ビール麦の前に刈り取りを済ませたい」と来年産以降に意欲的です。


 「県内での知名度がまだ低い品種のため、販路開拓が当面の課題です」と話す金井さん。他に栽培する野菜と共に、インターネット通販の他、市内スーパーなどで販売する予定です。

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