「蜂屋柿」で干し柿 大果で高糖度

 茂木町河井の河井上柿生産組合(組合員数5人)は地域の遊休農地解消を目的に、2000年に設立され、柿の加工と販売を行っています。

 小林孝壽組合長(72)が柿の栽培を始めたのは約20年前です。現在は約100aで500本を栽培しています。


 「釣り鐘型で大果の『蜂屋柿』を栽培しています。商品は干し柿が中心ですが、大果で糖度の高い品質の良いものができます」と小林組合長。


 11月下旬から収穫を始め、皮をむいた柿を天日で3週間軒下につるし、その後自作の乾燥機で2週間ほどじっくりと乾燥させます。「干し柿にはカビが大敵です。天候を見ながらの作業になりますが、手間をかけて作った干し柿は、甘みが強く、ビタミンCも多く含まれ、健康にもいいです」といいます。


 組合から出荷される柿は、樹上で渋抜きを行った「長寿姫」と干し柿の「長寿柿」です。商品は、町内にある「道の駅もてぎ」や「いい里さかがわ館」の他、県内のスーパーマケットなどにも卸されています。


 小林組合長は「現在、熟した柿をペースト状にして商品化し、ようかんやお菓子に加工できるようになり、需要にPRと販路拡大に取り組んでいます」と話します。

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