NOSAIとちぎ
2008年7月3週号トップ
地域に元気呼ぶ直売

きらり佐久山農産物直売所


 県北、宇都宮の両方面に多くの人が行き交う地の利を生かし、今年6月1日に新鮮で美味しいと評判の野菜等を取り扱った『きらり佐久山農産物直売所』をオープンさせた大田原市佐久山地区。
 地元の期待に応えるように多くの利用者が直売所へ入っていった。
 オープンしてまだ2ヶ月しか経過していないが、地元産の新鮮で美味しい野菜が安く購入できると評判で、平日で約200人、休日では約350人が訪れている。
 この直売所、佐久山地区活性化協議会(永井全会長)が中心となり、地域住民の雇用と地域活性化を図ることを目的に考案され、計画から7年目の今年、念願のオープンを果たした。
 直売所の運営を行っている佐久山直売会会長の北原實さん(63)は、優良直売所として軌道に乗せるために、県内各地にある直売所を積極的に視察した。
 「それぞれの地域性を上手く生かす所が多かった。私たちもここ佐久山地区の特徴を生かした経営を目指したい」と北原会長は話す。
 現在、約200名の会員で構成され、その内70名が野菜などを出荷している。また、大田原市管内及び近辺の市町から36名が会員となり、地元で採れないリンゴなど農産物や漬物などの加工品、切花等を出荷している。
 現在、4名のパートがローテーションを組んで働いているこの直売所の側面には、来てくれるお客さんに親しみを持ってもらうため、佐久山小学校と福原小学校の児童による絵が描かれてある。
また約35坪ある建物の屋根や壁全てに断熱材を入れてある。そのため昼間でも室内の温度は上昇しないで、野菜や加工品も傷みにくい。
 店内外には、200種類を超える品物が所狭しと並んでいて、多くの商品を揃ることでお客さんの購買欲をかきたて、また来店してもらえるようになる。
生産者が商品を搬入する時間は、朝の7時から9時の間となっている。営業時間内とダブらせることで、生産者にも消費者の声を聞けるようにすると共に買い物する場を設けている。
 「直接購入者の生の声を聞けるので、生産者には良い刺激になります」と会員の一人は話してくれた。
また、多くの子供達に楽しんでもらえるよう、隣接した休耕田を利用してメダカやドジョウ、ザリガニなどがいるビオトープを作る予定。
 北原さんは今後の希望について「有機栽培で育てた野菜類は、自然本来の甘みがありまた食べたくなります。自然や健康に優しい農法で、美味しい野菜を生産できるのでこれを管内に広げ、直売所の売りとして知名度を上げたいです。そのために有機栽培仲間を今後増やして行きたい」と話してくれた。
営業日=正月三が日を除く毎日 営業時間=4月〜10月は8時〜18時、11月〜3月は9時〜18時
(那須中央)

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